この度、第33回日本消化器内視鏡学会四国支部セミナー会長を仰せつかり、2024年1月21日（日）、オンライン開催させていただくこととなりました。このような機会を与えていただきましたことは、この上ない栄誉であると共に、その重責に身の引き締まる思いです。
消化器内視鏡を用いた診療は、精緻に開発された医療デバイスを介して病態を解明し、効果の高い治療を患者様に提供する医療であり、消化器疾患の臨床において必須の検査法のみならず有用な低侵襲治療の役割を果たしています。この数年間の新型コロナウイルスによるパンデミック災禍において、世界規模での生活及び行動様式の変容とともにニューノーマル時代のコミュニケーションが求められてきました。特に内視鏡診療に携わる医療者の皆様にとりましては、このコロナ禍における感染対策として各種制約と対応を迫られ、大変なご苦労があったものと思います。その中で、各施設で様々な取り組みがなされ、最善の診療提供を継続的にされておられる先生方および医療スタッフの皆様に敬意を表します。
感染症対策として、また働き方改革の推進とともに「働き方の新しいスタイル」が求められている時代の流れの中で、内視鏡を用いた診療の最前線でご活躍のエキスパートの先生方にご講演をお願いさせていだいております。また、開催形式は原則会場開催をなくす方針がすでに決定されており、今回も昨年と同様にLive配信とオンデマンド配信で開催をさせていただきたいと思います。
新しい年を迎えてはれやかな時期の開催となり、実りのある会にしたいと考えておりますので、会員の皆様のご支援およびご参加を心よりお願い申し上げます。